私はリハビリ職(作業療法士)から居宅ケアマネに転職しました!
今回の転職の経験から事前に分かっていたら良かった…と思うことをまとめています。
居宅ケアマネ転職を検討している方の参考になれば嬉しいです(^ ^)
・居宅ケアマネに転職を検討している人
・居宅ケアマネの就業条件が分からない人
・転職に向けてどのような準備が必要か分からない人
まず、結論から…
以下、3つのポイントです。
①居宅支援事業所を選ぶポイントは給与、休日、教育体制!
②転職時期は1〜3月がおすすめ!
③転職エージェントは利用するべき!
どの居宅支援事業所を選べばいいか?
居宅支援事業所もさまざまな特徴があります。
母体の企業により福利厚生などの考え方は違います。
また、デイサービスや福祉用具の事業所を併設しているなどによっても働き方が変わります。
また、給与の形態や休日数や通勤距離なども選ぶポイントになるかと思います。
ここからは選ぶポイントについて挙げていきます。
皆さんが何を優先するか、事前に決めておけると転職先を探しやすくなるのではないかと思います。
給与
リハビリ職は給与が下がる可能性あり
1年目ケアマネの年収は350万くらい(地域によって差あり)
認定調査でのインセンティブも確認しよう!
リハビリ職から転職する場合はケアマネとしては1年目です。
リハビリ職として昇給してきた方はケアマネに転職すると、給与が落ちることが多いと思います。
地域にもよりますが、私の住んでいる地域ですと、「年収で350万くらい出ればいい方です」と転職エージェントに言われました。
また、「担当が◯件を超えたら、1件あたり〇〇円のインセンティブが付きます」など、業務量に応じて給与が高くなる事業所もあります。
ただし、1年目ですと、担当数がすぐに増えることはないので、当面の給与がどの程度か、計算しておくことは必要かと思います。
その他、認定調査を1件行くと、〇〇円など決まっていることが多いので、確認しておくと良いです。
なお、面接の際、想定年収を示さない事業所は要注意です。
小さな事業所で、業績が悪い場合、賞与が支給されない可能性もありますので、注意しましょう。
教育体制は?
入職してから独り立ちするまでのフォローの体制を確認しよう!
事業所側の募集理由を確認しよう!
入職しても、教育体制がない場合は非常に不安になりますね。
小規模な事業所ですと、新人であっても入職してすぐに担当を多く割り振られることもあるようです。
特に、事業所側の募集理由が退職者の補填であった場合は注意が必要です。
ホームページで事前にどのような教育を行っているか、など確認できれば良いですが、小規模な事業所ですと、載っていないことがほとんどです。
面接の際に入職してから、どのような流れで担当を持つか、教育体制はどのように組んでいるかなどは確認しておくことをお勧めします。
通常ですと、まずは先輩ケアマネに同行して勉強していき、慣れてきたら、先輩のケースを担当変更していくといった形が多そうです。
休日
土曜日の勤務を確認!
公休数や有給休暇の付与日をチェックしよう
仕事とプライベートをしっかり分けたいと考えている方は休日はどのような形態か、知っておくことが重要です。
私の場合、回復期リハ病院に勤めていたので、日祝日出勤は多くありました。
土日祝日を休めると家庭と両立しやすいこともあり、休日は私にとっても重要なポイントでした。
居宅支援事業所ですと、日祝はお休みとなっているところが多いようですが、土曜日は事業所により異なるようです。
求人情報にて「土日祝は休み」となっている場合でも、面接で話を聞いたら、「土曜日は振り替えで出勤となることもあります」と言われることもありました。
また、公休数で求人情報を見比べることがありますが、有給休暇を就職してすぐに付与するという事業所もあります。
休みについては求人情報だけでは分からない部分が多くありますので、面接の際必ず確認するようにしましょう。
事業所の場所
私は通勤時間が極力短くなるように自宅近くの事業所を探しました。
自転車で通勤したかったので、自転車で30分圏内を目安としました。
プライベートの時間を確保する上でも通勤時間が少なくなることは大切かと思います。
ただし、自宅から事業所が近くなりすぎると、近所の住民を担当する可能性も出てきますので、デメリットも考慮しましょう。
利用者の24時間対応が必要か?
24時間利用者からの連絡をとれるようにすることが必要となる事業所もあります。
ほとんど電話がくることはないとのことでしたが、気は張りますね。
電話を持つことに手当を出している場合もありますので、こちらも確認しましょう。
転職時期は?
転職市場が活発になるのは1月〜3月のようです。
私が転職活動をしていたのは、5月〜6月ごろでした。
転職エージェントからは「この時期はいい人がいたら採用するといったスタンスが多いです」とのこと。
常に人手不足の事業所は募集を出していると思いますが、選択肢を広げる上では1〜3月の方がオススメです。
転職エージェントは利用するべき?
メリット:転職エージェントは多くの情報を持っているため、知らない業界の情報収集ができる
注意点:転職エージェントが扱っていない事業所は「募集が出ていない」ことになる
複数の転職エージェントを利用しよう!
転職エージェントを利用するメリット
私は今回の転職にあたって、転職6ヶ月前くらいに複数の転職サイトに登録しました。
転職サイトではどの事業所で募集が出ているかがある程度分かりますので、情報収集しやすかったです。
転職サイトだけでは分かりにくい部分もあったので、転職3ヶ月前くらいに、転職エージェントにも登録を行いました。
転職エージェントは事業所に関する多くの情報を持っており、地域においての給与の平均、インセンティブに関してなど参考になりました。
また、履歴書や職務経歴書、面接のアドバイスも行なってくれますので、大変助かりました。
リハビリ職からの転職ですと、知らない業界になりますので、転職エージェントを使用することをお勧めします。
転職エージェントを利用する際の注意点
その転職エージェントが扱っていない募集は紹介されないです。
私の場合、家の近くで事業所を探していましたが、「近くでは募集出しているところはない」と言われました。
他の転職サイトでは募集が出ていた事業所はありましたが…。
転職エージェントを頼りすぎずに自分自身で探していくことも必要ですね。
また、複数の転職エージェントに登録することでより多くの候補事業所が挙がるかもしれません。
まとめ
居宅ケアマネへの転職にあたり、知っておくべき3つのことを紹介しました。
・居宅支援事業所を選ぶポイントとしては給与や教育体制、休日、事業所の場所、利用者の24時間対応が必要かをチェックしましょう
・転職時期は1〜3月がおすすめです
・転職エージェントの利用はおすすめです。ただし、複数の転職エージェントに登録することや他の手段でも情報収集しましょう
今回、私も知らない業界への転職でしたので、さまざまな発見がありました!
転職を検討している方の参考になれば幸いです。
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