【リハビリ職】個人目標設定例を紹介! 

新年度になると、職場にて「目標管理シート」を渡され、記載して提出することがあります。

人事考課で賞与の評価にも使用されることがありますね。

しかし、「何を書けば良いかわからない」など記載に困ることがあるのではないでしょうか?

今回はリハビリ部門(PT・OT・ST)における個人目標の設定例を紹介していきます。

この記事を読んでほしい方

リハビリ部門(PT・OT・ST)の方

期首の個人目標設定で何を書けば良いかわからない方

目次

【リハビリ職】個人目標設定例を紹介!

個人目標を立案する際は上位目標に沿って立案することが基本となります。

上位目標とは部署の目標や所属施設の目標です。

例を挙げると以下のとおりとなります。

部署目標:リハ部門全体の平均単位が18単位/日以上になる
⭕️:自分自身の平均単位が18単位/日以上になる
✖️:自分自身の平均単位を15単位/日以上とし、空いた時間で後輩指導を行う

上記の✖️の目標では、部門全体の平均単位が18単位を超えることは難しくなりますね。

個人目標は部署目標に沿っていないと、部署目標自体の達成が難しくなります。

部署目標を意識して、目標設定していけるようにしましょう。

目標設定についてはこちらの記事でも紹介しています↓

目標例の紹介

ここからは個人目標の例を紹介していきます。

あくまでも例となりますので、部署目標などの上位目標に合わせて使用するようにしましょう。

管理職の方に対して、部署目標の作成についてはこちらで紹介しています↓

リハビリ業務関連の目標例

①部署目標例:リハ科全体の平均単位数が○単位/日に向上する

目標例:平均単位を○単位/日以上に向上する(前年度平均○単位/日)
達成方法例:
▶️週に1回は20単位を行い、平均単位数が向上するように調整する。
▶️体調不良によるリハビリ中止時に、振り替えできるよう、対象者の確認を毎朝行う。

②部署目標例:リハ科全体の時間外時間数(残業)を平均○時間/月に削減する

目標例:時間外時間数平均○時間/月以内に減らす(前年度平均○時間/月)
達成方法例:
▶️記載方法を工夫し、サマリー作成時間の短縮する(現在◯分→○分へ短縮)
▶️週間スケジュールで「書類作成時間」を○分間、事前に確保する
▶️係業務内容を整理し、必要な時間を短縮する(現在○分→○分へ短縮)

③部署目標例:患者(利用者)からの接遇に対するクレームを○件/年以内にする

目標例:接遇に関するクレームをゼロにする(前年度○件)
達成方法例:
▶️身だしなみの自己チェックを月1回行う
▶️同僚にリハ中の対象者への声かけに問題がないか聞く(月1回)

④部署目標例:福祉用具レンタル費用、消耗品費用の削減により○%の経費削減を行う

目標例:施設でレンタルしている福祉用具の経費を年間○%削減する(前年度○円)
達成方法例:
▶️チェック方法の変更により、福祉用具の返却忘れの件数を削減をする(前年度○件→○件へ)
▶️車椅子と歩行器を併用してレンタル中の対象者について、必要性のチェック実施(月1回)

⑤部署目標例:レベル2以上のインシデント件数を○%減らす

目標例:レベル2以上のインシデント件数をゼロにする(前年度○件)
達成方法例:
▶️ヒヤリハットレベルのインシデントを月平均○回以上挙げる(前年度月平均○回)
▶️チーム内で実際にあった事例を用いて、KYTトレーニングを月1回実施する

⑥部署目標例:手指消毒剤の使用量がリハ科全体平均○mL/日以上になる

目標例:手指消毒剤を平均○mL /日以上使用することができる(前年度平均○mL/日)
達成方法例:
▶️手指消毒の適切なタイミングを同僚と確認する(月1回)
▶️手指消毒使用量を毎日確認し、使用量が少ない場合は使用方法の見直しを行う

その他の目標例

⑦部署目標例:市民向け公開講座を年間○回開催し、参加者の満足度が平均◯点以上になる

目標例:市民向け公開講座にて〇〇を発表し、参加者の満足度が○点以上となる(前年度○点)
達成方法例:
▶️○月までに資料を作成し、先輩にチェックをお願いする
▶️開催1週間前を目処に、他部署のスタッフに対して、予行練習を実施する

⑧部署目標例:学会にてリハ科から年間○演題発表できる

目標例:○○学会での発表を1演題行う(前年度:発表なし)
達成方法例:
▶️○月までに発表資料を作成し、先輩に修正をお願いする
▶️○月にリハビリ科内で予演会を実施

⑨部署目標例:新卒採用人員数(PT○人・OT○人・ST○人)の確保(12月末まで)

目標例:新卒OT○人の採用を12月までに行う
達成方法例:
▶️施設見学時の説明資料の修正案を提出(○月まで)
▶️施設見学時に1年目スタッフと話す機会を作るなどの対応方法の変更案を提出(○月まで)

まとめ

リハビリ職の目標例を挙げました。

職場の中での自分自身の立場(リーダーなど)で目標設定で求められることは変わってきますので、状況に応じて立案できるといいですね。

また、目標設定しても、モチベーション高く取り組めないこともありますね。

目標に対するモチベーションが上がらない方はこちらで紹介していますので、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

・30代夫婦
・趣味は登山やキャンプ、サッカー観戦
仕事や日常生活での悩みを解決できるように発信していきます。

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