今回は、正社員から派遣社員に転職するメリットを、実体験も含めてお伝えしていきます。
正社員から派遣社員への転職に悩んでいる方
不妊治療中の方に特におすすめの記事になっていますが、治療をしていない方にとっても派遣社員のメリットがわかるような記事になっています。
派遣社員へ転職した経緯
不妊治療を2年ほど行っていました。
治療開始から1年ほど経過した際、体をつかうことが多い接客業だったこともあり、治療と仕事を並行して行うことが困難だと感じるようになりました。
身体的にも精神的にも疲れ、悩んだ末に派遣社員(事務職)へ転職しました。
今回は、正社員から派遣社員へ転職するメリットを実体験を含めてお伝えしていきます。
メリット
・身体的、精神的負担の軽減が図れる
・ライフスタイルに合わせた働き方がしやすい
・転職時の負担を減らすことができる
ライフスタイルに合わせた働き方がしやすい
転職時の負担を減らすことができる
身体的負担が少ない
服薬や治療周期による身体的負担の軽減
正社員のときは、体を使う仕事だったこともあり、服薬による副作用や体調不良、採卵前後のお腹が張ることなどの身体的な負担を多く感じていました。
派遣社員として働くようになってからは、働き方や事務仕事を選択したこともあり、上記の負担が解消されました。
派遣会社で仕事を探す際、立ち仕事や体を使うことが少ないことを選択条件にできるので、身体的負担を減らすことが可能になります。
仕事内容による身体的負担の軽減
派遣社員は、仕事内容がおおよそが事務仕事です。
そのため、私は座り仕事が多い事務仕事を選択条件にし、身体的負担の軽減を図ることが出来ました。
また、転職前は、職業上トイレに自由に行くことができないことも負担に感じていました。
派遣社員になってからは、事務仕事では都合が良い時にトイレに行けることが多くなり、負担も減りました。
ただ、事務仕事の中には、業務内容に荷物を運ぶような体を使う仕事も含まれるものもありますので、派遣会社に相談して仕事を選択すると良いかと思います。
精神的負担が少ない
ライフスタイルに合わせた働き方が選択しやすい
派遣社員として働くことは、不妊治療だけでなく、プライベート時間の確保といったライフスタイルに合わせた働き方がしやすいといったメリットがあります。
派遣社員は勤務地や勤務日数、仕事内容などの条件を選択した上で派遣会社が職場探しをサポートしてくれます。
派遣社員では、自分の治療と並行しやすい条件を選び(例:病院に近い勤務地、◯時退社、残業少なめ等)、仕事を休む頻度を減らすことでも精神的負担が減りました。
休む頻度を減らすことで、急遽休む度にお礼や謝罪をするといったことが少なくなり、これだけでも精神的負担が減らせます。
※派遣会社によっては、自らがエントリーする方式で職場探しをすることもあります。口コミや派遣会社の説明等をよく確認した上で、派遣会社を選ぶことをお勧めします。
職場への気遣いや罪悪感が減る
不妊治療中は、休んだ後の職場への気遣いや、休むことへの罪悪感などでも精神的負担があります。
また、不妊治療に理解のある会社に勤めていても、治療がいつまで続くかはわからないので“どこまで理解してもらえるのか?”“急な休みがとれる働き方がいつまで許されるのか?”といった状況に不安を抱えるようにもなります。
派遣社員で働く際は、働き方の条件に合った職場で働けるようになります。
そのため、不妊治療をしていることを伝えずとも“自分が選択した条件で働ける職場”であれば、気遣いや罪悪感が少なく働くことが出来ます。
また、実際に働いてみて合わなかった職場は、契約を更新しなければ新しい職場で働くことが出来ます。
仕事上の精神的負担が少ない
仕事内容も正社員よりは負担の少ないものが多いので、正社員と同等の仕事上の責任を負わされることは少ないです。
また、職場で困ったことがあった場合は派遣会社に相談することができます。
その他
スキルアップや様々な経験が積める場合も
まったくの事務職未経験から、派遣社員(事務職)となりました。
事務職として働くには、最低限のパソコン入力スキルが必要になることが多いです。
しかし、パソコンや事務に関係する資格がない・未経験といった条件でも雇ってくれるところも多数あります。
職場によって必要なスキルが異なり、Excelなどの経験がなくても、文字・数字入力のみの場合もあります。
また、派遣会社によってはスキルアップフォローを行なっているところもあります。
今まで事務職が未経験の方でも、新しい職場でのスキルが身についたり、様々な経験が積みやすいと感じます。
転職活動時の負担が少ない
正社員→正社員での転職となると、職場探しや履歴書、面接の準備など、転職活動時の負担が大きいかと思います。
派遣社員の場合は、派遣会社に登録することで職場探しは派遣会社がサポートしてくれますし、職場面接はありません。
また、履歴書は派遣会社に登録する際に入力するのみなので、紙面等で用意する必要はありません。
そういった点では正社員→正社員として転職するよりも、転職活動時の負担は少ないと言えます。
パート・アルバイトよりも時給が高い
正社員→パート・アルバイトよりも時給が高いことが多いです。
転職した場合に給料が減ったとしても、時給が高い分、家計への影響を少なくすることが出来ます。
まとめ
今回は、正社員から派遣社員に転職するメリットをお伝えしました。
正社員と派遣社員との違いは、派遣社員はライフスタイルに合わせた働き方が選択でき、身体的・精神的負担が軽減されることが大きな違いです。
特に不妊治療中は仕事との両立が本当に難しく、治療か仕事か金銭面など、優先順位をつけるのがとても難しいと思います。
参考になれば幸いです。
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