正社員から派遣社員に転職するデメリット

今回は、正社員から派遣社員へ転職したデメリットを、実体験を含めてお伝えしていきます。

この記事はこんな方におすすめ

・不妊治療で派遣社員への転職に悩んでいる方

・正社員から派遣社員への転職に悩んでいる方

目次

デメリット

・年収が下がる可能性がある
・雇用が不安定である
・妊娠、出産に至った時の社会保障が不安定な可能性がある

正社員よりも年収が下がる可能性がある

正社員の場合はボーナスや昇給があります。

派遣社員の場合(特に一般事務や未経験)は、他の派遣社員と比べると低時給であり、ボーナスがないことや昇給することが少ないため、正社員よりも年収が下がる可能性があります。

ただし、収入をなるべく減らさずに派遣社員になれる方もいます。

それは、語学スキルやIT系の資格を持っている方です。

語学スキルやIT系スキルを活かせる仕事の場合は高時給になる可能性があり、時給換算すると正社員よりも高くなることもあります。

また、一般事務や未経験でも収入を確保できる方法はあります。

それは、副業やダブルワーク等です。

一般事務や未経験では、派遣社員では昇給することが難しいので、副業やダブルワーク等によって収入を得ることも可能です。

※派遣会社によって副業やダブルワークを就業規則上禁止としている場合もありますので、確認が必要です。

希望条件に合った仕事が見つかりにくいことがある

私の場合は、座り仕事であることに加え、時短勤務(または○時退社)であること、自宅近くの職場であることを条件として就業先を探しました。

ただ、自宅近くで就業先を探すことに時間がかかり、探している間は無収入となりました。

また、私の登録している派遣会社では、“都心部に近いほど条件に合う求人が多い”といった印象でした。

派遣会社によっては、派遣会社が持っている求人数の少ない地域に住んでいると希望条件に合った求人を探すのは難しい可能性があります。

雇用が不安定な場合がある

契約更新がされない場合、次の就業先を探さなければなりません。

短期の場合は契約期間の目安を提示されたり、派遣先の様々な理由によって契約期間を延長されることもあります。

しかし、派遣期間満了となった場合や、派遣先が派遣社員を必要でなくなった等の理由で、契約更新されないこともありますので、正社員と比べると雇用は不安定です。

また、3年ルールというものがあり、派遣社員として同じ事業所・部署で勤務できるのは3年までとされています。

自分に合った職場だったとしても、3年以上同じ派遣先で勤務することは難しいため、その際も次の就業先を探すことになります。

※無期雇用派遣制度というものを導入している派遣会社の場合は、勤務を継続できる場合もあります。

産休・育休等についての不安がある

もし妊娠・出産に至った場合の様々な補償が、正社員に比べて薄い可能性があります。

まず、契約更新されるか不安になります。

法律上は妊娠等を理由とする契約終了は許されていませんが、就業先が妊娠とは違った理由を言って契約更新されないこともあるようです。

また、育休取得にあたっても派遣会社によって確認が必要となります。

まとめ

正社員から派遣社員に転職した際のデメリットをお伝えしてきました。

デメリットとして生活に影響が大きいこととしては、雇用が不安定なことや収入が低くなる可能性があることです。

ただ、不妊治療は治療内容が千差万別であり、仕事との両立に悩み心身に不調をきたすことも少なくないと思います。

自分の希望条件と合った職場をみつけることができたら、派遣社員は正社員よりも心身のストレスを軽減しやすいでしょう。

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この記事を書いた人

・30代夫婦
・趣味は登山やキャンプ、サッカー観戦
仕事や日常生活での悩みを解決できるように発信していきます。

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