家計の中で通信費は約5%を占めていると言われています。
夫婦2人世帯では一月あたり約13000円かかるとされていて、けっこう大きな金額ですね。
我が家(夫婦2人+未就学児)では、これまでインターネット回線とスマホ回線を利用してきました。
通信費削減のため、思い切ってインターネット回線(光回線)を解約し、スマホのテザリング機能をフル活用してみました。
スポーツのライブ配信や動画配信サービスなども多く視聴するので、少し心配でしたが、快適に利用できています。
スマホのテザリング機能を活用するメリット、デメリットを紹介していきます。
- 通信費削減を考えている方
- インターネットの利用は動画視聴程度で、オンラインゲームなど高速インターネットは必要としていない方
【通信費節約】スマホのテザリング機能をフル活用!
- 通信費を減らすことができる
- インターネット回線の契約や更新等の手続きの手間がなくなる
- スマホのテザリング機能を使用し、パソコンやFire TV Stick等のストリーミングデバイスを利用できる
- スマホの電池が減りやすくなる
- オンラインゲームなどを行うためには通信速度が遅くストレスを感じる
我が家では夫婦でiphoneSE(第2世代)を利用し、楽天モバイルの契約しています。
iphoneSE(第2世代)は5Gには対応していませんが、テザリングは問題なく使用が可能です。
楽天モバイルは3GBまで1078円/月、20GBまで2178円/月、20GB以上は3278円で、使用量に合わせて支払い金額が決まります。
ここからは上記のメリット、デメリットについてそれぞれ説明をしていきます。
テザリングとは?
○スマートフォンなどのデータ通信を利用して、パソコンやタブレット端末、ゲーム機器などをインターネットに接続すること。
○Wi-Fi環境のない場所でも通信できるスマホが一台あれば、そのスマホがWi-Fiルーターの代わりとなり、パソコンなど他の機器でもインターネットができるようになる。
メリット
- 通信費を減らすことができる
- インターネット回線の契約や更新等の手続きの手間がなくなる
- スマホのテザリング機能を使用し、パソコンやFire TV Stick等のストリーミングデバイスを利用できる
通信費を減らすことができる
上記は月当たりの金額です。
これまでと比べ、一月あたり3500円安くなりました。
年間ですと、42000円分支出を減らすことができました。
現在は動画視聴の際は夫のスマホでのテザリングすることで、妻のスマホは20GBに抑えています。
夫のスマホも20GBに抑えられればと思っていましたが、サッカー1試合のライブ配信(約110分)で4〜5GBくらい必要となるため、普段から動画視聴している方は難しいかもしれません。
固定費は一度削減できると、効果が続きやすいので、節約を心がけたいですね。
インターネット回線の契約や更新等の手続きの手間がなくなる
インターネット回線の契約については2年間の契約で途中で解約すると違約金をとられてしまう場合があります。
更新時期を忘れてしまっていた場合は自動更新されてしまっていることもあります。
また、ルーターについては使用しているうちに古くなってきたりしますので、必要時には交換も行わないと、早い通信速度の恩恵を受けられなくこともあります。
通信費についてもシンプルな契約にすると、どの程度、支出があるかなど、管理しやすいと感じます。
スマホのテザリング機能を使用し、パソコンやFire TV Stick等を利用できる
我が家ではノートパソコンを使用することや、Fire TV Stickを利用してスポーツをライブ中継で見たり、動画配信サービスで映画を見たりしています。
スマホのテザリング機能で動画を見ることについては画質や遅延があったりするのが気になっていましたが、実際利用してみると、快適に利用することができています。
楽天モバイルではテザリングを行うにあたって、オプションなどの契約は不要です。
自分の持っているスマホではテザリングが可能となっているか、確認してみましょう。
デメリット
- スマホの電池が減りやすくなる
- オンラインゲームなどを行うためには通信速度が遅くストレスを感じる
スマホの電池が減りやすくなる
特に動画視聴する場合、電池が減りやすくなります。
自宅であれば充電しながら動画視聴を楽しめますが、自宅外でテザリングする場合は、バッテリーチャージャーを持っておくことをおすすめします。
また、電池が減りやすくなることで、スマホの電池の劣化を早める可能性がありますので、注意が必要となります。
オンラインゲームなどを行うためには通信速度が遅くストレスを感じる
何を行うかによって、必要な通信速度は変わってきます。
下記は項目ごとの必要な通信速度を参考値で挙げています。
- メールなどの送受信
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1Mbpsあれば、快適に使用できる目安
- webサイトの閲覧
-
10Mbpsあれば、画像や動画が挿入されていても快適に使用できる目安
- 動画の視聴
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HD1080pでは5Mbps、4K画質では20Mbpsが快適に使用できる目安
- オンラインゲーム
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30Mbps〜100Mbpsが目安
楽天モバイルでは楽天モバイルアプリから通信速度を測定することができます。
私の自宅では受信(データのダウンロード等)は20Mbpsを若干下回りました。
我が家は4K非対応のTVなので、動画視聴には大きな問題は感じていません。
通信速度は地域によって異なると思いますので、ご自身のスマホで確認してみましょう。
スマホのバッテリーの寿命を長持ちさせる方法
- バッテリーは20%〜80%以内をキープする
- アプリの自動ダウンロードはオフにする
- 使用していない時間帯はWi-FiやBluetooth、インターネット共有を切っておく
スマホにはリチウム電池が使用されています。
一般的にリチウムイオン電池は約300回の充電で約2~3割、500回で3~5割程度バッテリーの容量が劣化するとされています。
バッテリーは20%〜80%以内をキープする
バッテリー残量0%も100%も保存劣化につながるとされています。
バッテリー残量は20%から80%をキープするのが良いそうです。
消耗させすぎない、充電しすぎないことを意識しましょう。
アプリの自動ダウンロードはオフにする
アプリの自動アップデートにより、電池が消耗します。
通信量も増えてしまうため、不要なアプリは削除することをおすすめします。
使用していない時間帯はWi-FiやBluetooth、インターネット共有を切っておく
上記の内容はオンにしたままにすると、対応する機器を探索することがありますので、オフにしておくことをおすすめします。
特に、インターネット共有は以前に共有していた機器と自動で繋がってしまっている場合もありますので、注意が必要です。
まとめ
- 通信費を減らすことができる
- インターネット回線の契約や更新等の手続きの手間がなくなる
- スマホのテザリング機能を使用し、パソコンやFire TV Stick等のストリーミングデバイスを利用できる
- スマホの電池が減りやすくなる
- オンラインゲームなどを行うためには通信速度が遅くストレスを感じる
インターネット回線を解約し、スマホのテザリング機能を活用する方法を紹介しました。
4Gのスマホ端末でも快適に利用できていますが、今後、5Gのスマホを利用できれば、さらに通信速度は安定する可能性があります。
各家庭でどのような用途で通信環境を利用しているか見直しを行い、通信費の節約を検討してみてはいかがでしょうか?
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